関東軍
【重要】
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■商品説明
対中国政策の尖兵となった軍隊の実像に迫る。日露戦争直後から太平洋戦争終結までの40年間、満州に駐屯した関東軍。時代を転換させた事件と多彩な人間群像を通して実証的に描き出す、その歴史と性格、実態。
日露戦争直後から太平洋戦争終結までの40年間、満州に駐屯し、日本の対中国政策の尖兵的役割を演じた関東軍。陸軍中央の統制に背いて独走し、軍事的衝突を策した彼らの行動は、日本の運命に重大な影響を及ぼした。張作霖爆殺事件や満州事変、ノモンハン事件等の歴史的大事件を中心に、膨大な史料に基づいて、関東軍の歴史と独走の実態を描き出す。
*本書は、原本:1965年10月、中央公論社より刊行されたものを原本としました。明らかな間違いと現在では用いられない表記については適宜訂正し、原本にはないルビを付した箇所もある。
【目次】
第1章 生いたちと性格
第2章 張作霖爆死事件
第3章 満州の演出者たち
第4章 ノモンハンの敗北
第5章 70万軍隊の終焉
■
島田俊彦(しまだ・としひこ)
1908~1975。東京生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。元武蔵大学教授。専攻は現代日中関係史。
■著者
【島田 俊彦著】

