科学とオカルト
【重要】
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■商品説明
科学の本質と歴史を裏側からあぶりだす! 社会、科学、オカルト。この3つにはどんな関係があるのか? 客観的な科学の登場は、たかだか数百年前のことである。科学史の視点から、科学の本質を探る論考。
ニュートンもケプラーも錬金術師だった。客観性を謳う科学の登場は、たかだか数百年前のことである。近代産業社会が、オカルト理論に公共性を要請した時、秘術は「近代科学」として生まれ変わった。「万能の学=科学」と現代オカルトは、原理への欲望とコントロール願望に取り憑かれ、どこまで行くのだろうか。社会と科学とオカルトの三者の関係を探究し、科学の本質と限界に迫る。
*本書は、1999年にPHP研究所から刊行された『科学とオカルト』に加筆・修正を加えて文庫化しました。
【目次】
第1章 科学の起源
第2章 オカルトから科学へ
第3章 科学の高度化と専門化
第4章 科学が説明できることと説明できないこと
第5章 心の科学とオカルト
第6章 現代オカルトは科学の鏡である
第7章 カルトとオカルト
第8章 科学とオカルトの未来
■
池田清彦(いけだ・きよひこ)
1947年生まれ。東京教育大学理学部卒業。東京都立大学理学研究科博士課程修了。山梨大学教授を経て、早稲田大学国際教養学部教授。生物学者、評論家。
■著者
【池田 清彦著】

