時とはなにか 暦の起源から相対論的“時”まで
【重要】
大文字版オンデマンドの表紙はこの画像とは異なります
■商品説明
時はどのように定められ、使われてきたか。人は時を測り、定め、保ち、利用してきた。日々の生活に密着した「時」は、どのような歴史を経て決められたのか。その道程や概念を時の専門家が易しく解説する。
人々の生活の基本にあり、日常を区切り律する「時」。その成り立ちや仕組みはあまり知られていない。幾多の不備があっても習慣として使い続けられる暦がある一方、高い精度が求められ原子単位となっていく「時」もある。一体「時」はどのように決められているのか。先人たちが苦労を重ね定めてきた歴史とともに、現代的な観点も含めて、「時」の専門家が壮大なテーマを易しく解説する。
*本書の原本は、1969年にブルーバックスとして刊行されました。
【目次】
第1章 時を記録する
第2章 地球は回る
第3章 時を測る
第4章 不変の時を求める(暦表時)
第5章 時を使う
第6章 秒を決める
第7章 時を保つ
第8章 時を知らせる
第9章 時を利用する
第10章 時を考える
■
著者
虎尾正久(とらお・まさひさ)
1909年、大阪府生まれ。東京大学理学部天文学科卒。理学博士。東京大学教授(東京天文台)、東京理科大学教授、東洋大学教授などを歴任。伊勢神宮暦編纂も務めた。2005年没。
■著者
【虎尾 正久著】

