仏典のことば さとりへの十二講
【重要】
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■商品説明
諸行無常、衆縁和合、悉有仏性、南無帰依仏――衆生を救済する仏たちの教え万物が流転する世間をひたすらゆだねて生きる人はなぜ迷い、悩むのか。
苦しみは自分の感覚器官が生み出す欲望に執着することで起こる。万物が流転する世間では、すべてが互いにつながりをもち、支え、対立し、そして助けあって存在している。そこに「私のもの」など何もない――。
仏教の基本教理を表す12のことばを通して、無限の広がりを持つ釈尊の教えを平易に説く、現代人必読の仏教入門。
【目次】
はじめに 三法印――存在の3つの命題
第1講 諸行無常――世間は流転している
第2講 衆縁和合――永遠不滅のものはない
第3講 無明即煩悩主――迷いのもとは無明
第4講 諸法皆空――世間は夢のごとし
第5講 不二法門――解脱は一味である
第6講 三界唯一心――世間は妄想の産物
第7講 身不浄観――身体は汚物の詰め物
第8講 悉有仏性――仏も昔は凡夫なり
第9講 煩悩即菩提――垢も身のうち
第10講 中道――薬もすぎれば毒となる
第11講 四摂法――情けは人の為ならず
第12講 南無帰依仏――仏にゆだねる
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著者
田上太秀(たがみ・たいしゅう)
1935年ペルー・リマ市生まれ。駒澤大学仏教学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。同博士課程満期退学。駒澤大学仏教学部教授、同大学禅研究所所長を歴任。現在、同大学名誉教授。文学博士。
■著者
【田上 太秀著】

