西洋中世奇譚集成 妖精メリュジーヌ物語

西洋中世奇譚集成 妖精メリュジーヌ物語

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■商品説明

一地方の成立を語る。民話であり神話でもある半身蛇のメリュジーヌは、騎士に領地、城塞、子供、そして繁栄を与えた。物語の背景には、中世末の経済的発展と文化の浸透がある。ルゴフ、ラデュリ論文も併録。

15世紀、フランスのポワトゥー地方。領主の命で、書籍商クードレットは家門の歴史を物語る。伯父を殺したレイモンダンは、森で出会った絶世の美女メリュジーヌと結婚。開墾、城塞、街、武勲溢れる子供たち……。しかし幸福な繁栄は、破棄された約束から暗転する。地方貴族の数奇な運命を描く一大叙事詩。

*本書の原本「メリュジーヌ物語」(叢書「西洋中世奇譚集成」)は、1996年に青土社より刊行されました。

【目次】
はじめに
目次
メリュジーヌ物語 クードレット
母と開拓者としてのメリュジーヌ ジャック・ルゴフ エマニュエル・ルロワ=ラデュリ
参考文献
原 注
訳者あとがき


著者
クードレット

訳者
松村剛(まつむら・たけし)
1960年生まれ。東京大学教養学部卒業。パリ第4大学新課程博士。現在、東京大学准教授。専門は、中世フランス文献学、語彙論。

■著者

【クードレット著】

【松村 剛訳】

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