高杉晋作の手紙
【重要】
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■商品説明
吉田松陰、久坂玄瑞、桂小五郎らに吐露した本音迫り来る外国艦隊、奇兵隊結成、長州のゆくえ……幕末を駆け抜けた息吹が生で伝わってくる書簡厳選100!
「幕末の長州藩を縦横に走り回った高杉晋作は、時代を大きく旋回させて惜し気もなく舞台から去って行った。享年二十九――。一方で晋作は、厖大な手紙や日記、詩歌草稿を残している。手紙の相手は父母をはじめ、吉田松陰、久坂玄瑞、桂小五郎(木戸孝允)、山県狂介(有朋)ら、多岐にわたる。その行間からは幕末を生きた人間の生の息吹が伝わってくる。選んだのは晋作の生涯を語るさい避けて通れない手紙、人柄をよく伝える手紙、時代を象徴する手紙など。とくに桂小五郎(木戸孝允)あては晋作の甘えが丸出しで、最も本音を語っていると思われるから大半を収めた。一方、ライバル視していた久坂玄瑞や山県狂介(有朋)あては、時に虚勢を張っているのが分かり面白い。あるいは晋作という人物の、やたらと治者としての誇りが高く、保守的でエリート意識が強い一面に驚かれる読者がいるかも知れない。」――<「はじめに」より>
【目次】
第一部 書簡選
第二部 詩歌選
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著者
一坂太郎(いちさか・たろう)
1966年、兵庫県芦屋市生まれ。大正大学文学部史学科卒。東行記念館学芸員を務めるも同館閉館につき退職。現在、萩博物館特別学芸員、山口福祉文化大学特任教授、防府天満宮歴史館顧問。
■著者
【一坂 太郎著】

