愚管抄 全現代語訳

愚管抄 全現代語訳

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■商品説明

天皇家・摂関家内部の権力抗争が武力衝突に発展し武士の政界進出の端緒となった保元の乱。そこに、乱世の機縁をみた慈円は、神武天皇以来の歴史をたどり、移り変わる世に内在する歴史の「道理」を明らかにしようとする。摂関家に生まれ、仏教界の中心にあって、政治の世界を対象化する眼をもった慈円だからこそ書きえた歴史書の、決定版全現代語訳。(講談社学術文庫)乱世に「道理」はあるか!? 源平の盛衰、宮廷の動静、天皇の歴代、神仏の世界と人間の世界史上稀有な歴史書を、読みやすい訳文と、文中の丁寧な訳注で読む!天皇家・摂関家内部の権力抗争が武力衝突に発展し武士の政界進出の端緒となった保元の乱。そこに、乱世の機縁をみた慈円は、神武天皇以来の歴史をたどり、移り変わる世に内在する歴史の「道理」を明らかにしようとする。摂関家に生まれ、仏教界の中心にあって、政治の世界を対象化する眼をもった慈円だからこそ書きえた歴史書の、決定版全現代語訳。年のたつにつけ、日のたつにつけて物の道理ばかりを考えつづけ、年老いてふと目ざめがちな夜半のなぐさめにもしているうちに、いよいよわたくしの生涯も終りに近づこうとしている。(略)神々の時代のことはわからないが、人間の天皇の御代となった神武天皇以後、王は百代といわれているのに、すでに残りは少なく八十四代にもなっている中で、保元の乱が起こって以後のこと、また『世継の物語』(『大鏡』)のあとのことを書きついだ人はいない。(略)この乱世のことを案じてばかりいる自分の心を安らかにしたいと思って、この書物を書きしるすのである。――「巻第三」より※本書の原本は、1971年6月、「日本の名著 9『慈円・北畠親房』」として、中央公論社より刊行されました。本書は、中公バックス版「日本の名著9」(1983年刊)を底本としました。

■著者

【大隅 和雄訳】

1932年生まれ。東京大学文学部国史学科卒。東京女子大学名誉教授。 専攻は、日本文化史。 著書に『愚管抄を読む』(学術文庫)のほか、『中世思想史への構想』『中世 歴史と文学のあいだ』『中世仏教の思想と方法』など多数。

【慈円著】

1155~1225。鎌倉前期の天台宗の僧、歌人。天台座主にも任ぜられた。 保元の乱から承久の乱にいたる歴史を独自の視点で考察し、神武天皇以来の皇統にも思いをいたし、歴史書『愚管抄』を執筆した。

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