カレーライスの誕生
【重要】
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■商品説明
インドに生まれ、イギリスを経て、近代黎明期の幕末日本に西洋料理として入ってきたカレー。いまや「国民食」となったカレーの受容と変容は、近代における西洋文明の受容と、日本風アレンジの歴史そのものだった。多岐にわたる資料を渉猟して、日本のカレーの歴史と謎を解明し、そこに秘められた人々の知恵と苦闘のドラマを描いた、異色の食文化史。
*本書の原本は、2002年6月、小社より刊行されました。
【目次】
プロローグ カレーはじめて物語
第一章 カレー美味の秘密
第二章 カレー伝来の道
第三章 カレー日本史事始
第四章 カレー繁盛記
第五章 カレー二都物語
第六章 カレーの戦後史
エピローグ 日本人の知恵とカレー
■
小菅桂子(こすげ・けいこ)
1933~2005。昭和女子大学短期大学部国文学科卒業、國學院大學文学部卒業。くらしき作陽大学食文化学部教授を務めた。専門は食文化史。
■著者
【小菅 桂子著】

