進化生物学入門 宇宙発生からヒト誕生への137億年
【重要】
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■商品説明
宇宙誕生は一三七億年前。地球発生は四六億年前。三八億年前の原始の海に、化学進化で生物の原料・アミノ酸ができ、最初の生命体(プロトビオント)が誕生した。真核生物、多細胞生物を経て、五億五〇〇〇万年前、カンブリアの大爆発。しかし、奇妙な生物の多数は絶滅。何が起こったのか? その後の進化とは? 多様な生物が生きる地球の壮大な生命のドラマを読み解く。
物質はいかに生命体になったのか? なぜ、繁栄・絶滅が起こるのか? ヒトとは何か? 137億年の進化史を一気に読み解く!
宇宙誕生は一三七億年前。地球発生は四六億年前。三八億年前の原始の海に、化学進化で生物の原料・アミノ酸ができ、最初の生命体(プロトビオント)が誕生した。真核生物、多細胞生物を経て、五億五〇〇〇万年前、カンブリアの大爆発。しかし、奇妙な生物の多数は絶滅。何が起こったのか? その後の進化とは? 多様な生物が生きる地球の壮大な生命のドラマを読み解く。
「本書が“生命とは何か、そして人間とはいかなる存在か”ということを今一度深く思考するきっかけになるとともに、生物種多様化の過程の一端をかいま見ることによって、多様性のもつ意義の理解に結びつけばと願っています。……本書は第一章を生物多様化の歴史の概略、第二章を多様化の機構、第三章を一つのケーススタディとして霊長類の進化にあてました。……(引用文献は)進化生物学に興味を抱かれた読者がより多くの情報を入手するために役立つことと思います。」――<「まえがき」より>
※本書の原本『多様性生物学入門』は、1997年に東海大学出版会より刊行されました。
【目次】
学術文庫版まえがき
まえがき
第一章 絶え間なき創造 多様化の歴史
1 宇宙の誕生
2 地球の誕生
3 化学進化
4 生命の誕生
5 先カンブリア時代の微化石
6 真核細胞の起源
7 奇妙奇天烈な生物たち
8 カンブリア紀の爆発的多様化の特異性
9 非運多数死
10 オルドビス紀以降の生物界の変遷
第二章 種の問題 多様化の機構
1 種の概念
2 種内変異
3 種形成の様式
第三章 霊長類の系統と進化 多様化の一例
1 霊長類の特徴
2 現生する霊長類の分類
3 霊長類の進化
あとがき
引用文献
全般的参考図書
索引
■
著者
栗田子郎(くりた・しろう)
1936年生まれ。東京教育大学理学部生物学科卒業。理学博士(東京都立大学)。千葉大学名誉教授。
■著者
【栗田 子郎著】

