イギリス 繁栄のあとさき
【重要】
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■商品説明
今日、イギリスから学ぶべきは、勃興の理由ではなく、成熟期以後の経済のあり方と、衰退の中身である――。産業革命を支えたカリブ海の砂糖プランテーション。資本主義を担ったジェントルマンの非合理性。英語、生活様式という文化遺産……。世界システム論を日本に紹介した碩学が、大英帝国の内側を解き、歴史における「衰退」を考えるエッセイ。
*本書の原本は、1995年にダイヤモンド社より刊行されました。
【目次】
はじめに 不況か「衰退」か
第1章 近代世界システムのなかのイギリス
第2章 「ジェントルマン資本主義」の内側
第3章 文化の輸出と輸入
第4章 ヘゲモニーの衰退はどのようにして起こるか
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著者
川北稔(かわきた・みのる)
1940年大阪市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中退。文学博士。大阪大学名誉教授。専門は、イギリス近世・近代史、世界システム論。
■著者
【川北 稔著】

