華族誕生 名誉と体面の明治
【重要】
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■商品説明
明治二年に誕生し、現行憲法の発効と同時に消滅した華族制度。そこでは誰が華族となり、「公侯伯子男」の爵位はどのように決められたのか。また、爵位をめぐってどんな人間模様が描き出されたのか――。豊富なエピソードをまじえて華族制度の誕生を解説し、歴史上の意義を問う。実体が忘れられて久しい、名誉と体面の保持に拘泥した特権階級に光を当てた、華族研究の必読書。
■著者
【浅見 雅男著】
1947年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。出版社勤務のかたわら,近代の皇族・華族制度研究に取り組む。上智大学文学部非常勤講師。著書に『公爵家の娘』『華族たちの近代』『闘う皇族』『皇族誕生』『皇族と帝国陸海軍』『不思議な宮さま』『伏見宮』『反逆する華族』ほか多数。

