西洋中世奇譚集成 魔術師マーリン

西洋中世奇譚集成 魔術師マーリン

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■商品説明

悪魔と処女の子マーリンは、キリスト教の力で悪魔由来の邪悪さが消え、不思議な予言力を持つ。サクソン人の襲撃を受けるブリテンを守る王族三代コンスタン→ユテル→アーサーを導き、最終的にアーサー王の戴冠を成功させる。本書の物語の特徴は、なんといっても聖杯伝説とアーサー王伝説のマリアージュです。また本書では異なるふたつの結末が収録されています。本邦初訳の中世ロマンが読みやすい訳と解説付きで登場!中世で最も有名な魔法使いマーリンの、13世紀フランス語原典の本邦初訳です。本書はラテン語で書かれたジェフリー・オヴ・モンマスの『ブリタニア列王史』を独自のかたちで発展させ、マーリンの誕生からアーサー王の戴冠までを描く一大スペクタクルです。母親が睡眠中に夢魔に犯されて生まれたマーリンは、悪魔から過去の知恵を、神から未来を見通す力を授かり、全治全能の予言者として歴代のブリトン人の王を助け、異民族の侵入からブリタニアを護ります。マーリンが変身の魔法を駆使した、アーサー誕生の秘密に始まり、「この剣を抜く者は王になるだろう」と書かれた聖剣をうら若きアーサーが抜く感動的なクライマックスまで、アーサー王伝説にとって重要な多くのモチーフが含まれています。本書の最大の特徴は、聖杯伝説をアーサー王物語に組みこんだことです。本物の聖血を含んだ最後の晩餐の容器がヨーロッパに伝わり、選ばれた騎士たちに守護されてゆく――このようなマーリンのお膳立ては、中世における聖杯物語の大流行のきっかけとなりました。

■著者

【ロベール・ド・ボロン著・訳】

12世紀後半~13世紀初期のフランスの作家。『聖杯由来の物語』『メルラン(マーリン)』を著した。

【横山 安由美訳・解説】

1964年生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科博士課程修了、博士(文学)。現在、フェリス女学院大学国際交流学部教授。著書に、『中世アーサー王物語群におけるアリマタヤのヨセフ像の形成--フランスの聖杯物語』、『はじめて学ぶフランス文学史』『フランス文化55のキーワード』(共著)、共訳書に『アベラールとエロイーズ 愛の往復書簡』などがある。

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