死海写本 「最古の聖書」を読む

死海写本 「最古の聖書」を読む

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■商品説明

さまざまな解釈を生み、世界を騒がせてきた死海写本。この「最古の聖書」には何が書かれているのか。書き残したクムラン宗団とは何者で、いかなる思想を持っていたのか? 「義の教師」「悪の祭司」「なめらかなものを求める者たち」……。

本書は、公刊された死海写本の記述に即し、外典・偽典を含めた旧・新約聖書や歴史的背景とも関連づけながら、その内容を読み解く。膨大な研究成果をコンパクトにまとめた「死海写本」入門。

さまざまな解釈を生み、世界を騒がせてきた死海写本。しかし本当のところ、この「最古の聖書」には何が書かれているのだろうか。書き残したクムラン宗団とは何者であり、いかなる思想を持っていたのか。「義の教師」「悪の祭司」「なめらかなものを求める者たち」……本書では、公刊された死海写本の記述に即し、外典・偽典を含めた旧約・新約聖書や歴史的背景とも関連づけながら、その内容を読み解くことで、淡々と「謎」に光を当ててゆく。膨大な研究成果をコンパクトにまとめた、絶好の「死海写本」入門書。

*本書の原本は、講談社現代新書『はじめての死海写本』として、2003年に講談社より刊行されました。

【目次】
はじめに
第一章 写本発見と公刊への数奇な道
第二章 死海写本の背景――ヘレニズム・ローマ時代のユダヤ史
第三章 写本には何が書かれているか
第四章 クムラン宗団の思想
第五章 考古学から見たクムラン遺跡
第六章 死海写本と旧約聖書の関係
第七章 死海写本と新約聖書の関係
補遺――エッセネ派に関する古代資料

■著者

【土岐 健治著】

土岐健治(とき・けんじ) 1945年名古屋市生まれ。一橋大学名誉教授。聖書学。東京神学大学卒業。東京大学大学院西洋古典学博士課程修了。主な著書に『初期ユダヤ教と聖書』(日本基督教団出版局)、『旧約聖書外典偽典概説』『新約聖書ギリシア語初歩』(ともに教文館)、『ヨナのしるし』(一麦出版社)、訳書にO・クルマン『クリスマスの起源』、J・テイラー『西洋古典文学と聖書』(いずれも教文館)などがある。

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