科学社会学の理論

科学社会学の理論

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■商品説明

原発事故、オゾン層破壊、資源の枯渇……深刻なリスクと隣り合わせの現代社会の中で、科学技術とともに幸せな生を送るには? 「社会」という視点を欠落させてきた科学者や技術者とも、科学技術を「社会」の現象として考察してこなかった社会学者とも適切に距離を保ち、「科学社会学」という新たな知を立ち上げる。第一人者が福島原発事故に先立って公にした予想を踏まえ、豊富な具体例とともに明快に説く。私たちの日常生活には科学技術を利用した施設や商品があふれかえっている。科学技術と無縁の人生など、およそ考えられない。ところが、技術の粋であるはずの原子力発電所が大規模な事故を起こしたことで、科学技術が抱える危険が取り返しのつかないほど深刻になりうることがあらわになった。原発のリスクだけでなく、地球上には、オゾン層破壊や地球温暖化など、科学技術が引き起こした事故や思いがけないトラブルが数えきれないほど生じている。それだけに、科学技術を社会の中にどう位置づければよいのか、どうすれば安全に利用できるのか、という問いは、ますます重要性を増してきている。にもかかわらず、個々の科学技術は高度の理科系の知識に基づくもので、社会に生きる誰もが簡単に理解できるわけではなく、科学技術の専門家たちはといえば、社会のことを常に考えながら活動を行っているわけではない。そして、社会を対象とする専門知であるはずの社会学は、科学技術を「社会現象」として十分に考察してきたとは言えないのが現状である。だからこそ、今こそ「科学社会学」を打ち立て、その成果を社会の中で共有していかなければならない。本書は、そのための最良の一歩となる書物である。科学社会学の第一人者である著者が、豊富な具体例を用いながら、新しい学問の基礎を明快に説く本書は、まさに決定版と呼びうる必携の書にほかならない。

■著者

【松本 三和夫著】

1953年生まれ。1981年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。社会学博士。東京大学助教授、オックスフォード大学セントアントニーズカレッジ上席客員研究員などを経て、現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は、科学社会学、理論社会学、災害社会学、技術の社会史。主著に、『知の失敗と社会』、Technology Gatekeepers for War and Peace、『テクノサイエンス・リスクと社会学』、『構造災』など。

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