反哲学史
【重要】
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■商品説明
ニーチェによって粗描され、ハイデガーによって継承された「反哲学」は、西洋2500年の文化形成を導いてきた「哲学」と呼ばれる知の様式を批判的に乗り越えようとする企てである。この新しい視角を得れば、哲学の歴史も自ずからこれまでとは違って見えてくる。古代ギリシアから19世紀末にいたる哲学の道筋をたどり直す「反哲学史」。講談社学術文庫『現代の哲学』の姉妹編。
*本書の原本は、1995年に小社より刊行されました。
【目次】
第1章 ソクラテスと「哲学」の誕生
第2章 アイロニーとしての哲学
第3章 ソクラテス裁判
第4章 ソクラテス以前の思想家たちの自然観
第5章 プラトンのイデア論
第6章 アリストテレスの形而上学
第7章 デカルトと近代哲学の創建
第8章 カントと近代哲学の展開
第9章 ヘーゲルと近代哲学の完成
第10章 形而上学克服の試み
終章 19世紀から20世紀へ
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著者
木田 元(きだ・げん)
1928年生まれ。 哲学者。 東北大学文学部哲学科卒業。 中央大学名誉教授。 主な著書に『現象学』『ハイデガー』『ハイデガーの思想』『メルロ=ポンティの思想』『マッハとニーチェ』『反哲学史』『現代の哲学』『闇屋になりそこねた哲学者』『精神の哲学・肉体の哲学』など多数。
■著者
【木田 元著】

