人口から読む日本の歴史
【重要】
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■商品説明
増加と停滞を繰り返す、4つの大きな波を示しつつ、1万年にわたり増え続けた日本の人口。そのダイナミズムを歴史人口学によって分析し、また人々の暮らしの変容と人生をいきいきと描き出す。
近代以降の文明システムのあり方そのものが問われ、時代は大きな転換期にさしかかった。その大変動のなか少子高齢化社会を迎えるわれわれが進む道とは何か。
*本書の原本は、’83年PHP研究所より刊行された『日本二千年の人口史』です。
【目次】
第1章 縄文サイクル
第2章 稲作農耕国家の成立と人口
第3章 経済社会化と第三の波
第4章 江戸時代人の結婚と出産
第5章 江戸時代の死亡と寿命
第6章 人口調節機構
第7章 工業化と第四の波
終章 日本人口の二十一世紀
■
著者
鬼頭宏(きとう・ひろし)
1947年生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。現在、上智大学経済学部教授。専攻は日本経済史、歴史人口学。著書に『日本経済史2 近代成長の胎動』『人口学の現状とフロンティア』『地球人口100億の世紀』(すべて共著)、主要論文に「江戸時代の米食」「徳川時代農村の乳児死亡」「近世農村における家族形態の周期的変化」などがある。
■著者
【鬼頭 宏著】

