菩薩 由来と信仰の歴史

菩薩 由来と信仰の歴史

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■商品説明

観音菩薩をはじめ、弥勒菩薩、文殊菩薩、地蔵菩薩、日光・月光菩薩・・・などなど、様々な姿で親しまれ、信仰の対象となっている菩薩とは、いったいなにか。それぞれの名前の由来や、役割と利益、形像の特徴、日本への伝来と信仰の歴史などを分かりやすく解説する。菩薩とは、サンスクリット語のボーディ=サットバに由来し、「悟りを求める人」という意味を持つ。それも、ただ自分中心の修行ではなく、仏の慈悲行を通して一切衆生を救おうとする、大乗仏教の理想的修行者像を意味する。最初は釈迦菩薩だけだったのが、大乗仏教の発展の中で、弥勒、観音、勢至・・・など「十方世界」に多くの菩薩が修行につとめていると考えられるようになったという。なかでも観音菩薩は、ヒンドゥー教の影響も受けて、十一面、千手千眼、馬頭など、多様な変化観音に分化し、その性格や利益をそれぞれに示している。写真や図版、イラストをまじえて、20以上におよぶ各尊の特徴も示した、仏教学の入門書。仏像鑑賞の手引きにも最適。〔原本:『菩薩―仏教学入門―』 東京美術、1982年刊〕

■著者

【速水 侑著】

1936年、北海道生まれ。北海道大学文学部史学科卒業。専攻は日本仏教史。北海道大学助教授、東海大学教授等を経て、東海大学名誉教授。2015年、没。おもな著書に、『観音・地蔵・不動』(講談社現代新書)、『観音信仰』『地蔵信仰』(塙書房)、『弥勒信仰』(評論社)、『平安貴族社会と仏教』『日本仏教史 古代』『源信』(吉川弘文館)、『浄土信仰論』(雄山閣)、など。

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