プラトンの呪縛
【重要】
大文字版オンデマンドの表紙はこの画像とは異なります
■商品説明
【第9回読売論壇賞・第11回和辻哲郎文化賞受賞作】
第1次世界大戦後に訪れた民主主義の危機のなかで「精神の国の王」として甦り、さらにはナチズムにも利用された西欧思想の定立者・プラトン。彼は理想国家の提唱者なのか、全体主義の擁護者なのか。プラトンをめぐる激しい論戦を通して20世紀の哲学と政治思想の潮流を検証し、現代に警鐘を鳴らす注目作。
*本書の原本は、’98年2月、講談社より刊行されました。
【目次】
序章 「プラトンはファシストだった!?」
第1部 プラトンの政治的解釈
第2部 プラトン批判の砲列
第3部 プラトン論争の波紋――20世紀後半の「哲学と政治」
■
著者
佐々木毅(ささき・たけし)
1942年生まれ。東京大学法学部卒業。専攻は政治学,政治思想史。東京大学法学部教授,東京大学総長などを経て,現在,学習院大学法学部教授,東京大学名誉教授,日本学士院会員。著書に『政治学講義』『近代政治思想の誕生』『マキアヴェッリと「君主論」』『プラトンの呪縛』『民主主義という不思議な仕組み』『学ぶとはどういうことか』ほか多数。
■著者
【佐々木 毅著】

