遊びと人間

遊びと人間

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■商品説明

なぜ人間は遊ぶのか。人は夢、詩、神話とともに、遊びによって超現実の世界を創る。現代フランスの代表的知識人といわれるカイヨワは、遊びの独自の価値を理性の光に照らすことで、より豊かになると考え、非合理も最も合理的に語ってみせる。彼は、遊びのすべてに通じる不変の性質として競争・運・模擬・眩暈を提示し、これを基点に文化の発達を考察した。遊びの純粋な像を描き出した遊戯論の名著。

【目次】
1
   1.定 義
   2.分 類
     1.基本的範疇
     2.喧噪から規則へ
   3.遊びの社会性
   4.遊びの堕落
   5.遊びを出発点とする社会学のために
2
   6.遊びの拡大理論
     1.あり得ない組合わせ
     2.偶発的な組合わせ
     3.根源的な組合わせ
   7.模擬と眩暈
     1.遊びと文化との相互依存
     2.仮面と失神
   8.競争と偶然
     1.変 遷
     2.能力と運
     3.代 理
   9.現代社会への再湧出
     1.仮面と制服
     2.縁 日
     3.サーカス
     4.空中サーカス
     5.人真似し茶化す神々
3
   1.偶然の遊びの重要性
   2.教育学から数学まで
     1.教育心理学的分析
     2.数学的分析
   3.遊びと聖なるもの

著者
ロジェ・カイヨワ
フランスの作家・批評家(1913〜1978)。広い知識に裏づけられた多くの評論を発表。著書は『神話と人間』『人間と聖なるもの』など。

訳者
多田道太郎(ただ・みちたろう)
1924年京都に生まれる。京大文学部卒。京大教授を経て現在、明治学院大学教授。学術文庫に『複製芸術論』『身辺の日本文化』がある。

訳者
塚崎幹夫(つかざき・みきお)
1930年神戸市に生まれる。京大文学部卒。富山大学教授。主著『星の王子さまの世界』、訳書、カイヨワ『文学の思い上り』などがある。

■著者

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