イソクラテスの修辞学校
【重要】
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■商品説明
イソクラテスの思想の真髄
「善き言論」は「善き思慮」のしるし
古代ギリシアの教養理念に一大潮流を形成したイソクラテス。プラトンらが教養の原理に数理諸学や哲学を置いたのに対し、彼は弁論・修辞学を対置し、教育を実践した。やがてイソクラテスを源泉とする修辞学的教養はローマ、ルネサンスと受け継がれ、遠く近世にまで多大な影響を及ぼすことになる。イソクラテスの理想と教育を生き生きと描いた好著。
*1984年に、岩波書店から刊行された『イソクラテスの修辞学校──西欧的教養の源泉』を文庫化しました。
【目次】
1.序の章
2.イソクラテスの生涯
3.イソクラテスの学校
4.イソクラテスの教育
5.イソクラテスの教養理念
6.間奏の章――イソクラテスとプラトン――
7.イソクラテス学校とアカデメイア
8.イソクラテスの伝統――キケロから近代まで――
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著者
廣川洋一(ひろかわ・よういち)
1936年、新潟県生まれ。東京教育大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。龍谷大学文学部教授。筑波大学名誉教授。
■著者
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