バロック音楽
【重要】
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■商品説明
モンテヴェルディからバッハまで
実り豊かな古楽の花園
名曲の数々、音楽の花園、実り豊かなバロックの世界。装飾的で即興性を重視、ドラマの原理が支配する宇宙。モンテヴェルディのオペラ、ヴィヴァルディのソナタ、クープランのクラヴサン曲、バッハのカンタータ。華やかな宮廷舞曲や多様な世俗器楽や厳かな宗教音楽。音楽ファンを虜(とりこ)にするバロック音楽とはどんなものか。その特徴と魅力をあまさず綴る古楽への本格的な案内書。
「最近バロック音楽がひろく聞かれるようになりましたものの、まだ後期バロック音楽に偏している気味が強いようです。初期や中期バロックの作品、またフランスやイギリスの作品、さらに中世やルネサンス期の音楽も、もっともっと聞かれてよいはずです。ひろく、しかも実り豊かな古楽の花園に分け入り、未知の音楽の喜びを見いだされるために、この本が少しでもお役に立つことができれば、執筆者としてこれに過ぎる喜びはありません。」――<本書「はじめに」より>
*本書の原本は、1972年11月に講談社現代新書として小社より刊行されました。
【目次】
1.ヨーロッパ音楽の流れ
2.バロック音楽の魅力
3.楽器が語るバロック音楽
4.オペラと宗教音楽 イタリアの声楽音楽
5.新しい様式を求めて イタリアの器楽音楽
6.優雅な宮廷音楽 フランス
7.革命と音楽の運命 イギリス・スペイン
8.「音楽の国」の誕生 ドイツ
9.バロック音楽の大成 バッハとヘンデル
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著者
皆川達夫(みながわ・たつお)
1927年、東京生まれ。東京大学文学部卒。中世・ルネサンス音楽史専攻。立教大学教授、東京大学講師などを歴任。芸術学博士。イタリア共和国カヴァリエーレ勲章受章。立教大学名誉教授。中世音楽合唱団主宰者。
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