日本幻獣図説

日本幻獣図説

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■商品説明

幻獣は、妖怪でも幽霊でも未確認生物でもない。異界からやってきたこの“不可思議な生き物”は、多くの日本人を魅きつけ、ある時は恐れられ、ある時は敬われながら伝承されてきた。河童、鬼、天狗、人魚、龍のほか、未来を予知する人面牛・件(くだん)、雷が鳴ると空から落ちてくる雷獣、馬を一呑みにした蜥蜴(とかげ)など千差万別だ。
本書は、江戸時代から明治時代を中心に、各地の瓦版、錦絵、妖怪本、ミイラ、報道記事、絵葉書などをとおして、その時代背景を交えながら、奇想天外な生き物たちの世界に迫る。絵図を多数収録!
「これは、人々が求めたロマン溢れる記録だ!」朝里樹氏

【目次】
はじめに

1章 幻獣名鑑
 河童
 鬼
 天狗
 人魚
 龍
 雷獣
 その他の幻獣たち

2章 予言する幻獣
 件
 アマビコ
 アマビコの系譜
 予言獣の共通性
 吉祥の幻獣たち
 異形の幻獣

3章 記録のなかの幻獣
 メディアと幻獣
 江戸の幻獣文献
 幻獣のデザイン

4章 幻獣の背景
 予言獣の創造
 諷刺としての幻獣
 ミイラの伝承


著者
湯本 豪一(ゆもと・こういち)
1950年生まれ。妖怪研究・蒐集家。法政大学大学院(日本史学)修士課程修了。川崎市市民ミュージアム学芸員、学芸室長を歴任。現在、湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)名誉館長。同館に膨大なコレクションを寄贈している。『百鬼夜行絵巻』『江戸の妖怪絵巻』『妖怪百物語絵巻』『怪異妖怪記事資料集成』など著書多数。

■著者

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